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施設概要

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Facility overview

和洋折衷の均整のとれた様式で、国の登録文化財に指定されている草野歴史資料館

明治43年(1910)、株式会社草野銀行本店として建てられ、和洋折衷の均整のとれた建物には、唐草文をあしらった鉄柵、垣根や門扉などとともに、旧三井郡の中心地として栄えていた草野町が先進文化を吸収していたことを示しています。戦後は、福岡銀行草野支店として利用されていました。 昭和59年(1984)、草野歴史資料館として開館し、当地方の豪族草野氏ゆかりの絵縁起や古文書などが展示されています。また、草野銀行関連資料をはじめ地域の産業や生活の様子も紹介しています。
平成11年(1999)には、国登録文化財に指定されました。

利用案内

開館時間 10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
休館日 月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土・日・祝日を除く)、年末年始(12/28~1/4)、展示替え期間
入館料 無料

収蔵品

絹本著色玉垂宮縁起(けんぽんちゃくしょくたまたれぐうえんぎ)
国指定重要文化財 絵画 南北朝時代(複製)2幅

縁起とは、その図絵を見せながら、その神社の由来・神徳を解説し、人々に信仰を広めようとするものです。
この縁起は2幅対となっており、大善寺玉垂宮(久留米市大善寺町)の祭神とされる神功皇后(じんぐうこうごう)の物語を描いた縁起図と、神仏習合(しんぶつしゅうごう)時代の繁栄を描いた境内図からなります。

絹本著色玉垂宮縁起
縁起図

久留米市教育委員会提供

紙本著色本朝祖師伝絵詞(しほんちゃくしょくほんちょうそしでんえことば)
県指定有形文化財 絵画 室町時代(複製)

この絵詞は、浄土宗の開祖 法然上人の一代の行状を4巻本に納めた伝記絵巻です。
浄土宗の古刹、善導寺(久留米市善導寺町)は、承元(じょうげん)2年(1208)に筑後国在国司、押領使(おうりょうし)であった草野氏の援助を受けて聖光上人(しょうこうしょうにん)が開きました。

紙本著色本朝祖師伝絵詞
第4巻部分(往生及び来迎)

久留米市教育委員会提供

紙本著色若宮八幡宮縁起(しほんちゃくしょくわかみやはちまんぐうえんぎ)
市指定有形文化財 絵画 江戸時代(複製)

若宮八幡宮(久留米市草野町)に伝わるこの縁起は、竹井城と発心(ほっしん)城を中心に描かれた2幅からなります。
寺社の創建や神徳を描いた一般的な縁起と異なり、両居城を中心に、草野氏が隆盛を誇った時代の草野の町並みや市井の様子が描かれています。

紙本著色若宮八幡宮縁起
発心城の幅

久留米市教育委員会提供

アクセス

-交通アクセス-

Traffic access

JR利用

JR久留米駅から久大本線で「筑後草野駅」下車。

徒歩約10分

西鉄利用

西鉄天神大牟田線「西鉄久留米駅」下車。

西鉄バス25番「上原」または「善院」行き、25-1番「上原」または「紅乙女酒造」行きで「草野上町」下車。

徒歩2分

車利用

九州自動車道「久留米」ICから国道210号を日田方面へ。「緑花流通センター入口」交差点を右折後、最初の点滅信号を左折。県道151号を約4km