長寛二年(1164)草野永平が肥前高木より筑後吉木に入国します。
永平は、源平合戦では、源氏に味方し勝利に貢献すると筑後国在国司
押領使職となり、支配を確立することとなります。
この永平のブロンズ像を展示しています。
蒙古襲来絵詞(複製)
蒙古襲来絵詞は、いろんな場面が描かれていますが、本館では、兵船に乗り決戦に向かう
九州の御家人たちの姿を描いた場面を展示しています。
耳川合戦図(複製)本館展示
戦国時代勢力を拡大していった島津氏が豊後の大友氏と次第に対立するようになります。
天正6年(1578)年島津氏と大友氏の間に高城川の戦い(耳川の戦い)がおこります。この戦いにより大友氏が
破れ、草野氏をはじめとして筑後の諸将は大友氏から離れていくことになます。
その他、歴史的に草野氏とゆかりのある貴重な資料や地域の神社仏閣に伝わる
縁起も多数展示しています。