「十五夜さん大綱引き」は、毎年旧暦8月15日に「五穀豊穣」「無病息災」などを願って行われる郷土の秋祭りで、市の無形民俗文化財に指定されています。
大綱引きの正確な由緒や開始時期は不詳ですが、口伝によれば約400年前の江戸時代初めの頃から、伊勢天照御祖神社(通称大石神社)の氏子の人々が名月の夜に綱引きを行ったものと伝わっています。綱引きをしなかった年には悪疫がはやるとの伝説もあり、無病息災・五穀豊穣を祈願して行われた行事であると考えられていますが、大綱の形状が、一方の端に丸く輪を作り、他方を二叉に分けることから、大蛇の姿を表現したものと考えられ、筑後川を鎮めるための行事とも言われています。
【スケジュール】
17:00頃~神事、開会式
18:00頃~小綱(7本)の町内廻り
19:00頃~大綱の町内廻り、小綱引き
20:00頃~大石抱え、串さし芋
20:40頃~大綱引き