毎年6月1日・2日に行われる、高良大社川渡祭(かわたりさい)、通称「へこかきまつり」として親しまれています。
数え年7歳の男女や、還暦・厄年の方々が厄除け・無病息災を願うお祭りです。厄除けの赤い「へこ(褌)」を「かく(着ける)」ことから、「へこかきまつり」と呼ばれるようになりました。
高良大社社殿前に設けられた「茅の輪」をくぐり、ご祈願を受けると、災難を逃れ、災いは福に転じると言い伝えられています。還暦・厄年にかかわらず、どなたでも参加できます。
6月1日には「へこかき裸参り」が行われます。味水御井神社での神事後、男性は赤い褌姿、女性は短パンや白衣などで、高良大社までの約3kmを駆け上ります。そのあと午前7時から、今年最初の「茅の輪くぐり」神事が行われます。