【ご祭神】
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
当社の御祭神は、至誠の神、学問の神として広く熟知され、厚く崇敬されておられます、贈正一位大政大臣菅原朝臣道眞公(俗に菅公という)です。
菅原道真公は、天神様として各地におまつりされています。
醍醐天皇の御代、延喜3年2月25日(西暦903年)太宰府の謫居で薨去遊ばされ、やがて太宰府の地に奉祀されました。
相殿には、北の方吉祥女・老松神(菅原道真公御愛松の神霊)をおまつりしています。
【ご由緒】
当神社は、後鳥羽天皇の御代、文治5年9月(西暦1189年)御分霊を仰ぎ、当地区の鎮守の神さまとしておまつりされました。
天文年間(西暦1532年から1554年)のいくさによる災害で、それまでの444年間の古い記録が残念なことになくなってしまい、正確なことがわかりません。 鎌倉幕府をひらいた源頼朝がご創建したとも伝えられていたようです。
赤穂浪士の討ち入りがあった年、元禄15年(西暦1702年)の春に、村長貞宣が、寄付募集によりご神殿を、享保4年(西暦1719年)8月11日、貞興が、拝殿をつくりました。この年、郡中四社の一つに加えられ、天明2年(西暦1782年)から藩主有馬氏により毎年祈祷料としてお米三十包みがお供えされるようになりました。
明治6年(西暦1873年)5月に社格が郷社(ごうしゃ)になりました。郷社は府県または市からお供えを受けます。大正12年(西暦1923年)1月11日、神饌幣帛料供進神社として福岡県より指定されています。
今の神殿は、昭和37年4月御鎮座775年大祭の奉賛事業として、社務所は昭和51年4月御神忌1075年大祭の奉賛事業として、昭和63年4月御鎮座800年大祭の奉賛事業として神楽殿の改築をしました。
当神社の夏祭(よど)は、毎年8月25日、26日の2日間、氏子がご祭神のおみたまをおなぐさめし、あわせて氏子の平穏無事と氏子の懇親の場として古代より伝えられています。
【主な祭典】
1月1日 歳旦祭
2月11日 紀元節祭
5月中旬 氏子祭
6月30日 大祓祭
8月25、26日 夏祭 (通称 よど)
11月中 七五三詣り
11月15日 七五三祭
11月29日 例祭
12月31日 大祓祭
【境内の神社】
恵比寿神社 ご祭神 事代主神 例祭 7月20日
英彦山神社 ご祭神 天忍穗耳命 例祭 12月11日(通称 掛目座)