「あじさい寺」として親しまれている龍護山千光寺(曹洞宗)。
耳納北麓の山辺道(旧日田街道)沿い、宮園地区から山閧の入ったところにあります。
開山は建久3年(1192)草野永平が、臨済宗開祖の栄西禅師(千光国師)を招いて創建し、応永27年(1420)除災のため、後小松天皇から「龍護山」の山号の勅額を賜ったといわれています。
境内には北朝銘のある梵鐘(県指定文化財)、草野永経、永平、重永や田中忠政らの供養塔があり、寺裏には征西将軍懐良親王の廟や墓塔の所在も伝承される名刹です。 例年、あじさいの開花時期に合わせて、7,000株のあじさいが楽しめる「あじさいまつり」が開催されます。