「八丁島の御供納」は、秋の収穫を喜ぶ「新嘗祭」の行事と、「おかねの恩返し(江戸時代)」などの伝説に由来する「人身御供」の行事が一緒になったもといわれています。
12月にはいると、御幣作り、女竹切り、ヤカゴ(御供米入れの籠)、しめ縄つくりをし準備を始めます。
▶12月14日(土)の18:00からは10歳までの男の子によるお潮井汲みのあと、町内を掛け声をかけて歩き、0:00からは筑後川での禊ぎを行います。
▶12月15日(日)は、午前中に白装束に着替え天満宮内で準備をした後、14:30より天神堀に向かいます。天神掘に到着後、東北の隅にある玉太郎・竜宮姫を祭った石の祠前で祈念の祭典を行い、堀に用意された川舟にヤカゴを船に積み、神職・子ども達が乗り込みます。神職が祝詞を唱えながら、穏やかに右回りに3回楠の周りを巡り、池巡りが終わりに近づく頃、神職の「エイッ」という掛け声とともに、御供(玄米三升三合)などが池に沈められます。同時に、対岸から中の島の楠を目がけて矢を放つ、矢放し行事(伝統大蛇殺害)が行われます。
観光でお越しの方は「14:30~17:00」に是非お越しください。