今年も5月1日から7月20日まで、エツ漁が解禁されます。
エツは、カタクチイワシ科の魚で、国内では有明海にのみ生息し、この時期に産卵のため筑後川下流域に遡上してきます。 希少な魚である為、漁の解禁期間は5月1日~7月20日と決められています。 このエツ漁解禁に伴い、エツの生息できる環境を守り続け豊漁と漁の安全を祈願し、幻の魚としないよう願う「感謝祭」が、5月1日に開催されます。
初夏にかけて小旗をはためかせ、霞の中を行き交うエツ舟は、城島の風物詩となっおり、獲れたての城島のエツ料理は絶品。 そのおいしさと珍しさで話題をよんでいます。旬の季節にだけ味わうことが許される貴重な郷土料理を、地酒とともにぜひ味わってみてください。
◆◇◆ エツの物語 ◆◇◆
また、この珍しい魚には、不思議な言い伝えがあります。 その昔、旅の僧侶(弘法大師)が筑後川を渡れずに困っているのを見て、川辺の貧しい漁師が親切に対岸まで渡してあげました。お礼にと、僧がの葉を川面に投げこむと、それがエツになりました。 城島では「エツ大師堂」を建て弘法大師を手厚くまつり、エツの恵みに感謝をしています。
◆◇◆ エツ料理を食べる事が出来るお店 ◆◇◆
・えつの豊 0942-62-2320
・海鮮寿し処たか山 0942-62-2082
・かねひろ 0942-62-2523
・みずほ庵 0942-27-3055