柿狩り体験+パン・ピクニックで 日本の秋をたっぷり満喫DAY
フルーツパラダイス・田主丸の田園風景に秋の訪れを告げるのは、柿畑を彩り始める黄色や橙色の柿の実たち。農家さんたちが収穫作業をスタートする頃、柿狩りシーズンも開幕です! 柿は9月下旬から12月上旬にかけて品種ごとに順を追って旬を迎えるので、訪れる時期によって食味の違う柿を味わえるのも楽しみのひとつ。また11月中旬頃からは、耳納連山の秋景色や柿の葉の紅葉もあわせて堪能できます。ファミリーにもおすすめの、秋の柿狩りピクニック。美味しい自然の恵みを、ありがたくお裾分けいただいちゃいましょう。
探求心溢れる若手農家のこだわり柿(右田果樹園)
右田果樹園では5種類の柿を育てていますが、柿狩りができるのは「早秋(そうしゅう)」(9月中旬~10月中旬)、「太秋(たいしゅう)」(10月上旬~11月上旬)、「富有(ふゆう)」(11月中旬~12月上旬)の3種類。取材時には、大玉で梨のようなサクッと食感が最近注目を集めている高級柿「太秋」が実っているということで、迷わず狙い狩り!
見分けポイントは黒い筋? 熟し具合は…お好みで!
まずは、おいしい柿を見分けるコツを教えていただきましょう。
右田さんが手に取った柿の実をよ~く見てみると、輪のように黒っぽい筋のような模様が入っています。一瞬「キズ?」と思ってしまいますが、実はこれこそ上玉の証。熟し度は色を見て判断しますが、太秋柿はあまり赤く色づかないのが特徴なので、黄色いものでもOKだそう。ほかの品種でも、シャクっとした歯触りが好きか、柔らかい完熟が好きかは人によって違うので、自分の好みで選べば大丈夫とのこと。
その場で食べられる「カット柿」(100円)や、オリジナルの「柿ジャム」(600円)も販売
行楽のお供は、人気ベーカリーの幸せパン(シェ・サガラ)
柿狩りで張り切りすぎたせいか、お腹が空いてきちゃいました…。ここで、柿狩り行楽のもうひとつの楽しみ方をご提案! 園にもよりますが、お弁当の持ち込みOKなスポットが多いので、自然の中で柿畑ピクニックなんていかがでしょう。右田農園ではテーブルスペースの利用はもちろん、柿畑や敷地内にシートを広げて自由にランチやおやつを楽しむことができます。
今回お供に選んだのは、田主丸の人気ベーカリー「シェ・サガラ」のブレッドたち。生地からトッピングまですべて自家製で、旬の食材を多く取り入れたアイテムが多いのが特徴です。
旬の農産物や地域限定お土産がずらり(道の駅くるめ)
せっかくなので、久留米の秋の味覚をさらに物色すべく、国道210号沿いの「道の駅くるめ」へ。地元の新鮮な農産物が並ぶ農産物直売館やレストランなどがあり、最近ではテイクアウトコーナーの「ジャージー牛乳ソフト」が、「道の駅ひんやりスイーツ総選挙2020」でグランプリに輝いたことでも注目を浴びているスポットです。我が家の食材調達目的だけでなく、手作りの加工品をはじめさまざまなお土産も手に入るので、ぜひ立ち寄ってみてください。
現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、農産物直売館などの時短営業を実施中。また混み合う土曜、日曜日は、状況によって入場制限を行っているので時間には余裕を持って訪れましょう。
道の駅くるめ
- 所在地
- 久留米市善導寺町木塚221-33
- 電話番号
- 0942-47-4111
- 利用可能時間
- 9時~17時(農産物直売館)※2020年10月現在。営業時間は施設によって異なる
- 休み
- 第3水曜日、12/31~1/3
- 駐車場
- 有り
- 関連リンク
- 道の駅くるめ
秋の行楽にぴったりの柿狩り満喫プラン、いかがでしたか。持ち帰った太秋柿を冷やして白ワインといただいたらまた格別で、大人の秋の夜長にもぴったり。ほかの品種も手に入れて、いろんな料理で柿の魅力を掘り下げてみるのも楽しそうですね!