江戸時代の久留米藩、約250年間を治めた有馬氏の居城跡で、その昔は笹原城の名で呼ばれていました。
今は平山城づくりの本丸跡が残され、見事な石垣や正面側の内濠に往時の雄姿をしのぶことができます。
その久留米城跡に鎮座する、久留米藩祖豊氏を祀る篠山神社は、明治10年に、地域の復興と安寧を願って建てられました。創建後は多くの神社関係者、地域の有志により、郷土史における重要な出来事や偉人を称える巨大な石碑がいくつも建立され、境内を歩く人々が歴史を顧みる一助となっています。
また、境内は春は桜、秋は紅葉の名所です。3月下旬~4月上旬には、ソメイヨシノや御衣黄桜など約49本の桜が楽しめます。