このような鳥居は、「肥前鳥居」と呼ばれ、慶長年間(1596~1614年)につくられたものが多いので、「慶長鳥居」と呼ばれます。 笠木の長さは5.35メートル、高さ4.01メートル、地面での両柱間の間隔は2.5メートルを測り、凝灰岩を削りつくられています。 記録によれば、銘文から慶長12(1607)年の年号を読み取ることができたので、江戸時代のはじめにつくられたことがわかります。