JR久大本線筑後草野駅から西へ5分行くと、浄土宗の西向山専念寺があり、本尊は鎌倉時代の作で国の重要文化財である木造阿弥陀如来です。 開基は元久元年(1204)持願上人といわれ、文政年中(1818~1830)にらくらいのため焼亡、安政元年(1854)に本堂、庫裏を再建しました。 本堂は竜を一枚ごと描いた格天井や、朱、緑青、金泥に彩色された華麗な壁画など、目を奪うほどの見事な美術構成で「九州の日光」と称されています。 また、前庭は小堀遠州の作といわれています。