耳納山脈は筑後山地の北端に位置し、西から高良山(312.3m)、耳納山(367.9m)、発心山(697.5m)、鷹取山(802m)と東西に約30kmにわたって連なる起伏の多い山地で、3~4億年前の変成岩で形成されてます。 筑後平野に面する北斜面は断層山地の特徴をよく残した急峻な地形となっていますが、南側は傾斜がなだらかな山地を形成しています。 耳納連山は、屏風のように切り立って見えることから、「屏風山」ともいわれています。眼下には筑後平野、北に宝満山、背振の山々、はるかに有明海や雲仙も遠望できます。 連山の尾根を走る耳納スカイラインの途中には、久留米つつじで知られる「久留米森林つつじ公園」があります。ここは地の利を最大にいかしてつくられた公園で、100種61000株の久留米つつじをはじめ、桜や楓など四季折々に彩りをそえています。 また、古墳や山城などの史跡があり、歴史を感じさせる風景が楽しめます。
<花の見ごろ> 紅葉 11月上旬~11月中旬